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2018.6.6 ECO

いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【中編】

今年の8月11日、第2回目となる「庄内緑地夏まつり」が開催されます。この夏まつりが開催されるまでには、実行委員会メンバーの長年の想いや絶え間ない努力、地元の皆さんの応援が必要でした。そんな開催までの裏話を、西区山田学区の自治会長・稲葉泰司さんと、NPO法人「新しく矢田川花火を進める会」代表の秋山知弘さん2人のキーパーソンからお伺いしました。(本インタビューは前編・中編・後編の3部構成となっています。前回までのあらすじはこちら

【中編】狼煙(のろし)を上げ続けることで、行き着いた庄内緑地という場所

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矢田川花火がなくなってから約10年間の活動の軌跡

2005年に矢田川花火大会が中止になってから、秋山さんはどうにか花火大会を開催したいと模索します。

秋山さん:
矢田川花火が中止になった時は、実は正直なんとも思わなかったんです。でも、中止になった翌年から、毎年夏の時期になると「今年は復活するらしいよ」とガセネタが流れてきては「やっぱりないね」っていうのを繰り返して。そこで、「みんな楽しみにしているのに、なぜ復活しないんだろう?」という疑問が湧いてきました。そんな中、偶然見に行ったのが、とある地方で行われていた町内会の花火大会でした。町内会で花火大会ができるなら、自分たちにも何かできるかもしれない。そんな実感が湧きました。ちょうどその頃、地元の方が花火大会復活の取り組みをされていたのを知って、そこに参加してみたんです。

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秋山さん:
活動している人数も少なかったから、急に「夏に矢田川花火復活!」というのは難しくて。最初はクリスマスの時期に小規模な花火大会を行いました。一度やってみて、この規模ならクリスマスにできる、と実感しました。狼煙(のろし)を上げ続けることが大事だと思っていたので、翌年も、その翌年も開催しました。すると、周囲から「夏に花火を見たい」という声が徐々に挙がってきたんですよね。それが2009年のクリスマスに実施した花火大会の後。来年夏の花火までにはもう半年しかない、ということで、2010年の夏は一旦見送って、2011年開催を目指しました。1年半かけましたが、夏の花火大会はハードルが高く、さらに震災もあったので、そこでも開催は見送りました。

その後2012年に「矢田川夏まつり」を開催した秋山さん。開催後も、夏の花火大会への道を探り続けます。

秋山さん:
3年間クリスマスに花火を上げていたということは、地域の皆さんは何となく知っていたし理解もしてくださっていました。しかし、やはり夏の花火大会となると、巻き込む人の数や影響範囲が全く誓ってきます。だから、「じゃあ、やりましょうか」と、地域の人と一体となって進めていくというのは、実は非常に難しいんです。ですので、同じ矢田川でも少し違うエリアでの開催を計画したりと、うまくいく方法を模索していました。そうやって色々とこの活動を受け入れてくださる地域を探している中で、矢田川から徐々に南下していき、庄内川と合流するこの庄内緑地というエリアの検討に入りました。

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稲葉さん:
ちょうど私が自治会に関わり始めた頃、秋山さんは庄内緑地を候補地として考えられていたんですよね。私は、秋山さんからこの花火開催の話を聞いたときに「矢田川花火大会みたいなお祭りが自分の住む地域でできるなら、そんな嬉しいことはない」と、純粋に思ったんですよね。

 

花火大会の開催場所を模索していた秋山さんと、地元を盛り上げたいと思った稲葉さん。2人の想いが、「庄内緑地夏まつり」という形になりました。しかし、これまで秋山さんが苦労されてきたように、夏まつりを開催するには多くの地域の人の協力が必要です。これまでずっと開催までのハードルを超えられなかったのに、なぜこの庄内緑地公園の山田地区では、それが可能だったのでしょうか?

(後編に続く)

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